アレルギー科
アレルギー科では、免疫系が特定の物質(アレルゲン)に過剰反応することで起こる全身の疾患を対象に、原因の特定(診断)と症状の緩和・体質改善(治療)を行います。
対象となる主な疾患
アレルギー科が扱う疾患は、皮膚、呼吸器、鼻、目など多岐にわたります。
呼吸器
気管支喘息、咳喘息
皮膚
アトピー性皮膚炎、じんましん
鼻・目
アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎
その他
食物アレルギー、薬物アレルギー、アナフィラキシー
検査内容(原因の特定)
問診で症状のきっかけを確認したあと、以下のような検査を組み合わせて原因を突き止めます。
血液検査
特定のアレルゲン(ダニ、スギ、食品など)に対するIgE抗体の量を測定します。
当院では指先からの採血が可能なSiLIS(サイリス)を導入しております。
- 迅速な結果: 検査結果が当日(最短30分〜)に分かる。
- 低負担: 静脈からではなく、指先(微量採血)からの少量の血液で可能。
- 広範囲の項目: 45のアレルゲン(特定原材料8品目含む)+総IgE。
他の一般的な採血も含めて施行する場合は、view39による通常採血によるアレルギー検査もおススメです。
皮膚テスト
皮膚に直接アレルゲンを垂らして反応を見るプリックテストや、パッチテストなどがあります。当院ではパッチテストパネルを用いた検査が施行可能です。
負荷・誘発試験: 実際に疑わしい食品を摂取したり、吸入したりして症状が出るかを確認します(専門施設で行われることが多いです)。
治療方法
症状を抑える「対症療法」と、体質そのものを改善する「根本治療」があります。
薬物療法
抗アレルギー薬、ステロイド薬(外用・内服)、点眼・点鼻薬などで炎症を抑えます。
舌下免疫療法(減感作療法)
スギやダニのエキスを毎日舌の下に置くことで、体をアレルゲンに慣らしていく根治を目指す治療です。
スギ花粉症とダニアレルギーの2種類が主な保険適応治療ですが、当院ではどちらも対応可能です。
環境整備・除去療法
原因となる物質(ハウスダストや特定の食品など)を生活から取り除くための指導を行います。